床の隙間掃除。

冬は空気も乾燥し、家の木材にも影響します。湿度の変化は大きいですね。
マダムの家は、夏の湿気が多い時期はトイレの開き戸の扉が力を少し入れないと扉が閉まりませんが、冬になると風の強い日は勝手に扉が開いてしまいます。

また、無垢材の床の御宅の場合は、冬になると乾燥により床板の間の隙間がだんだん開いてきます。
その隙間に結構ゴミがたまるんですよね。
特にダイニングなど食べ物を扱う部屋や、リビングなどでお菓子をいただくことが多いとなると、こぼれ落ちた食べかすが詰まってしまいます。
最近は掃除機をかけずにクイックルワ◯パーなどで床を掃除するご家庭が増えていますが、この床板の隙間のゴミはかえって押し込まれてしまいます。おそらくお掃除ロボでも取りきれていないと思います。

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なので、私は自分の家でもお客様の家でも時間があれば、定期的に丁寧に掃除機のブラシで掻き出したり、図書カードやクオカード(テレホンカードはあまり最近見かけませんが・・・)の薄いカード類でほじくり出しています。結構面白いです。
やっているうちに夢中になり、掻き出す快感が病みつきになります。

しかしこの作業は期間限定の条件があります。
雨の多い季節になってくるとだんだん隙間が閉じてきてしまうので、食べかすや髪の毛、爪の切りカスなどがメリメリと圧縮されて、床板の隙間に飲み込まれてしまいます。
長年溜まったゴミはなかなか一筋縄では書き出すことができません。クオカードが悲鳴を上げて折れてしまうほど。

春が来る前に床板の隙間のゴミを掻き出しておくことがポイントです。

くらサポの仕事をするたびに感じること。それは

「榊の建てた家を大事に使って欲しい」

無垢材のお手入れは面倒な部分もありますが、それ以上に無垢材は暮らしに豊かさをもたらしていることは間違いありません。
私自身も榊ユーザーとして家を大事に扱うことを日々心がけています。

くらサポも家のお手入れのお手伝いができますので、お気軽にお声がけください。