生活感を考える。その1

 

生活感ってなんだろう。

 

生活感のない空間といったら、

思いつくのは旅館やホテルの部屋、

おしゃれなカフェやバーなんかもそうですね。

あえて生活感を隠すことで非日常を味わう、演出の一つだと思います。

 

今、住宅にもこんなホテルやカフェのような

生活感のなさを売りにした設計やインテリアが好まれる傾向にあります。

 

雑誌やTVにでてくるようなオサレなおウチを見ると、

マダムの勝手な妄想ですが、

優雅な白鳥が水面下で必死に足を漕いでる姿が浮かんできてしまいます。

(実際、撮影の裏事情も存じております笑)

 

よほど働き者でマメか、あるいは強迫的な潔癖性でない限り、

日頃からなかなかああいった生活感のなさは維持できません。

 

マダム神木咲も実は3年前に榊住建で家を建てまして。

新築引き渡し時はとってもスッキリ傷一つない素敵なオウチでしたが、

今では戻りがたいほど生活感にまみれてます笑

 

毎日生活を営む「家」というのは日常です。

非日常はたまに外で味わうから非日常なんです。ありがたみもあります。

 

生活感はまったくないよりはあったほうが私は居心地よく感じます。

だって人間だもの笑

そうはいっても、やはりちょっと油断してサボっていると、

みるみる生活がだらしなくなります。

 

オサレな雑誌にでてくるような家も、そうでない家も、住まいに対する理想は数あれど、

清潔感のある家を目指すならまず・・・

 

モノを増やさないこと

 

コレに尽きるようです。

とにかく床に置きっぱなしになっているものを所定の位置に片付けて、

モノを減らして逆に床面積を増やしましょう。

床に物を置かないだけでもお掃除が格段に楽になります。