家具のカビ。

カビというと梅雨の時期に増殖するイメージですが、
この乾燥している冬でも油断しているとあっという間にカビは広がります。

目に見えて注意しなければいけないのは、窓の結露。

外気温と室温の温度差で結露した窓とカーテンの間に湿気がたまり、
窓枠やサッシのホコリにカビが増殖し、やがてカーテンへとじわじわ侵食していきます。

逃げ場を失った湿気が家具の隙間にたまり、ホコリを栄養にして、
知らないうちに家具の裏側にカビがぎっしり!ということも。

ビフォー
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特に気をつけたいのがこのカラーボックス家具。

経験上あのフラッシュ付き板化粧板という素材は中に湿気がたまるのか、びっしりカビが取り付きます。
ポツポツと白いシミが見えたらそれはカビです。

即刻薄めたカビキラーで拭き取りましょう。

アフター
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お客様のこの本棚の部分も、反対側の窓はよく開けるのですが、本棚側の窓を開けることが滅多になく、
日焼けを防ぐこともありカーテンが締め切りになってました。

湿気がたまりカビが生えやすい条件が整っていました。

マダムは過去に一度、カラーボックスをカビだらけにして以来、トラウマになりカラーボックスは一切使わなくなりました。

軽くて組み立てやすくて便利ですが、カビは健康を害するものなので、風通しの良いところで使い、
こまめにホコリを取り除きましょう。

特に雪や雨が降った日の次の日は結露しやすいので、少し寒くても風を通して、
結露をこまめに拭き取ることが大事です。