家の価値を高めよう!

 

4月18日に北浦和の埼玉県立近代美術館にて開かれた

榊住建主催の現き会(現場をきれいにする会)に

マダム神木咲率いるくらサポチームも参加してまいりました。

 

榊住建の職人さん達が一堂に会し、現場の技術、衛生、安全の向上のために、

現状を報告したり、これからの住宅業界の見通しを考えたり、

また今年はミニセミナーとして税金の基礎知識を会計・税理士の先生からお話をうかがったりと、

ためになる充実した時間を過ごしました。

 

今の世の中、住宅業界では中古住宅のリフォームにシフトが変わりつあるそうです。

 

マダムが家を建てた頃は、長期優良住宅や、フラット35Sなどの基準が、

一般住宅でもかなり高性能なレベルのものを要求されていました。

 

特に耐震や、気密性、断熱性など検査基準も厳しく、

高いお金を払って検査を受けた覚えがありますよ。

震災前だったので、オール電化や太陽光発電、エコキュートなど、

省エネ住宅がやたらクローズアップされていました。

 

そんな高性能な新築住宅が増えれば、長く住み続けられる家が増えるということ。

中古住宅業界も活気づくことでしょう。

 

マダムも物件探しで様々な中古住宅も見ましたけど、

内装がいくらよくても隠れた構造部分はどうなっているかわかりませんし、

年代によっては規制が甘く、建築業者がいい加減な工事をしていた可能性もあるため、

手が出せませんでした。

 

しかし、今の流れからいけば、こういった制度の検査証や、

現在榊住建も定期的に実施しているメンテナンスの履歴等の情報があれば、

売りやすいし買いやすくなるよな〜。

 

しかも今、くらサポチームが頑張っているように、

家の掃除やお手入れ等、維持に対する意識が高ければ高いほど、家は長持ちするし、

当然ながら家の価値も0までは下がらないハズ。

そこは適正に評価してほしいところですな。

 

フツー、不動産売買において、

約二十年で家というのは価値が0円と評価されているのが現状ですが、

この先住宅業界の意識が変わっていけば、

年数がたっていても家(上物)も十分資産として認められる時代が来るかもしれません。

 

土地+上物の資産があれば老後も何かと安心ですしね。

何かあれば家を売ればよいという保険になります。

地獄の長期ローン返し終わる前に、

もうアナタの家に価値はないよ〜なんていわれたら、やってらんないっスよー。

 

刺身が好きな文化や、新しいモノ好きの国民性が、

ロングスパンで考えるべきである家の価値観を無意識に下げているのかもしれません。

日本人の家に対する考え方や意識が、将来的に変わっていけばいいなぁと、

そしてこのくらサポの活動がその一端を担っていけたら・・・と

マダムも思っています。