さいたま市の「木の家づくり」榊住建 

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世話焼きおばさん

2014年07月07日

大切なイベント。

 

先週今週続けて、A様のお宅にいってきました。

 

数年前ご主人様が突然亡くなられ、現在お一人でお住まいのA様は、

ご高齢ではいらっしゃいますが、趣味が幅広くとてもアクティブな方。

くらサポのお仕事で、2年程前から不定期ですが、

マダム神木咲がたびたびお邪魔して、窓ふきや風呂掃除、

ご主人の遺品整理のお手伝いをしています。

 

今日もご主人が生前段ボール箱に整理されていた書類を片付けたんですが、

やはり地道な作業です。

お仕事の関係上、名簿や名刺などの個人情報が記載されたものがいっぱい入っていましたので、

シュレッダーや手で破ってゴミ袋に詰める作業です。

 

まず、二階の物置部屋から段ボールを運び出し、

リビングでA様と一緒に、ご主人の思い出話をペチャクチャとおしゃべりしつつ、

手は動かすというあっという間の2時間でした。

 

大変マメなご主人様だったようで、書類もちゃんと分類されていたり、(量はありますが笑)

日記や旅行記など几帳面に記されていたらしく、思い出話に花が咲きました(*^-^*) ホッコリ

 

一人で黙々と破棄するだけの作業は疲労感が増すだけですが、

誰か話を聞いてくれる人がいるだけでも、

きっと遺族の心の負担が軽減されるのではないかと思います。

 

故人を偲びつつ思い出を整理する作業は、大切なイベントでもあるなぁと感じました。

 

そして、捨てようか人にあげようか迷っていたというご主人が使っていたネクタイを、

ご近所の方がショルダーバックやネックレスにリメイクして下さったようです。

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なるほど、思い出の品や遺品も工夫すれば実用品となってよみがえるのだなあ、

といろいろと勉強になった1日でした。

 

 

 

 

 

 

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