さいたま市の「木の家づくり」榊住建 

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世話焼きおばさん

2016年07月21日

モノの住所を決める。

お片づけやお掃除のやる気というのは、

⑴ 心境の変化
⑵ 環境の変化
⑶ 必要に迫られて強制的に
⑷ 第三者に指摘され仕方なく

というような状況になって初めて、「よしっ!行動しよう」と思い立つものかもしれません。

もちろん、毎日歯磨きをしないと気持ち悪いと感じる感覚と同じく、やらずにはいられないほど習慣化していれば、
何もそこまであれこれ考えなくても体が勝手に、手が勝手に動いているのでしょう。

しかしながらお片づけや掃除を「趣味」や「仕事」にしていない人にとっては、
なかなかそこまでのモチベーションを維持できるものではありません。

そんなタイミングを逃してしまうとやる気が削がれてしまうので、なかなか行動に移せない人は
思い立ったが吉日
と紙に書いて壁に貼り付けておきましょう。

最近、環境の変化があったK邸では、現在お片づけやる気満々!
今まで手をつける勇気がなかった箇所を徹底的に片付けたいとのご依頼で、
ここのところバッサバッサと大鉈ふるって不要物を捨て、K様ご自身の暮らしを整えるいい機会となりました。

そんな一例。

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開かずの扉だったオーディオ棚。

棚の高さが合っていないので、使いづらそうです。

K邸はリビングに2台のテレビがあり、DVDやCDがあちこちに部屋中に分散していたので、まずは一箇所に集めてみます。

せっかく素敵なオーディオ収納があるのに使わないのはもったいないと、種類別に分類して収納してみました。
結構大容量の収納だったので、取り出しやすく、スッキリキレイに収まってしまいました。

「すべての映像音楽関係はここの棚に収納する」
これがモノの住所を決めるということなのです。
使って出しても、しまう場所があれば片付けに悩むことがなくなります。

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しょっちゅう観たり、気に入っているものは手の届きやすい場所へ。
あまり需要のないものほど上に。
現在観る手段がないVHSは最上段におきました。

必要に応じて棚の高さを変えるのも、おっくうがらずにやりましょう。

最近、VHSビデオ機器の生産が終了したとニュースで言ってました。
これらのカセットはデジタル編集してくれるところもありますので、思い出のものはいずれDVDに焼き直ししていただくと良いと思います。

そして、大事なのは
「この棚に入り切らなければ、いらないものを捨ててスペースを空けること」
という意識です。

収納を安易に買い足さないようしてくださいね。

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