マダム、実家に帰る。

 

これ、お土産の食品サンプルのストラップなんですけど、何だかわかる方は

①静岡県人(知らなきゃモグリ)

②よほどのグルメ

③秘密のケンミンSHOWの観すぎ

 

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そうです!

アレです。

おでんに入れたり、フライにしてなぜかソースで食べるアレです。

 

そんなことはさておき、

マダムはこれが年中食べられる実家に3年ぶりに帰ったのであります。

何を隠そう実家は骨董(がらくた)ワンダーランドでして、

マダムのすすめで父親が定年後に始めた骨董商の商売品が所せましと置かれておりますの。

仏像が主力商品なので、私たちが泊まる部屋にも数々の不気味な仏像が数体置いてあり、

それはそれはよーく眠れました。

 

現在は祖母と両親の三人暮らしで、母も自宅で店舗経営しているため忙しく、

だーれも片付けられる人間がいないので、

典型的なモノの多い家庭で、なかなかのカオスでした。

 

一足お先に帰った妹はあまりの雑然さに「キレて」ましたが、

整理収納アドバイザーで経験を積んできたマダムは大人の対応をしなくてはなりません。

 

帰省の日にちも短く、お墓参りや親戚巡りもあったもんですから、

限られた時間の中で実家の生活パターンを探り、

老後のことや介護のこと、遺品整理の話や死生観など、

何気ない会話の中で、客観的な視点で話し合うことを心がけました。

 

骨董商品は周りの人にとってはただのがらくたですが、

父にとっては商売道具なので、頭ごなしに捨てろ整理しろと言うのはよくありません。

 

また不要なモノがなかなか捨てられず、片付かない理由は、

自治体のゴミ分別の決まりが細かく、

不燃物を捨てる日も月に2回しかなく、忘れがちであるという点があります。

 

モノが捨てにくい環境はどうしてもゴミがたまりやすくなりますね。

しかし、自治体の決まりですから従うしかありません。

 

たとえば、ご近所とのコミュニケーションがとれていなかったり、

ご近所トラブルを抱えていたりしていると、

ますますこういった自治体の動きについていけなくなり、

ゴミが捨てにくい状況に陥っていないかどうか、ということにも

目を光らせておかなければいけません。

 

マダムの場合は実家の片付けをするのには相当覚悟がいりますが、

状況の変化にあわせていつでも対応できるように実家とのコミュニケーションを取りつつ、

シュミレーションを考えておこうと心に決めた今回の帰省でした。

 

 

さて気になるアレとは・・・

静岡のソウルフード、黒はんぺんです。

生まれた時からはんぺんは黒いんじゃ〜!(≧∇≦)