さいたま市の「木の家づくり」榊住建 

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世話焼きおばさん

2014年12月11日

キヌカ塗りで筋肉痛。

 

先日お客様の洗面所の奥を片付けていたところ、
キヌカの容器を発見し、テンションが上がったマダムでございます。

こんなところに!というタイミングで、年末も近いし、
これはキヌカを塗りなさいという神様からのメッセージだと思い、
天気が良かった昨日、約20畳のリビングの床を塗り塗りしました。

 

そもそもキヌカってなんでしょう?

 

A.お米の油でできた、無垢床用のワックスオイルです。

 

榊住建の施工の御宅は無塗装の無垢床が多く、安全で手軽なキヌカ仕上げを推奨しています。
我が家も杉床でお世話になっておりますわ。

 

塗装が施されたフローリングは欧米系のワックスでツルピカに仕上げることが多いのですが、
無垢材の良さはその素朴な風合いと、柔らかい天然の足触りなので、
ツルピカに仕上げるというよりは、素材の木のポテンシャルを引き出す感じです。

 

つまり、元々ある木本来の油を補いながら、表面を保護するような役割のワックスなので、
擦り込むように塗り、なじませていきます。

 

あとは、日々の生活の中でそこに集う人々の足跡などにより、
無垢材の質感が増し、経年変化を楽しみながら、家族の歴史が染み込んでいくのです。

無垢材は表情を楽しむ素材であり、均一的なフローリングにはない独特の味が出てきますよ。

 

まずスチームモップや水拭きで汚れを落とします。

無塗装のものだと、素材によっては床が少し毛羽立つ部分もあるでしょう。
そこで、洗顔後のお肌のお手入れと同じように、このキヌカを薄く塗りこんでいきます。

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ご覧の通り、約20畳でも1/3くらいしか使いませんでした。
たっぷり使う必要はありません。

 

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床にできた傷や落ちにくい汚れはサンドペーパーで薄く削り取ります。
これだけではまだマダラ状態ですね。

 

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でもキヌカを塗れば、こんな感じで目立たなくなりますよ。

 

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日焼けなどでピアノの足の跡がくっきりついてしまった床も、こんなに目立たなくなります。

 

我が家は柔らかい杉床で、大変傷がつきやすいのですが、
それも歴史だと思ってあえて補修をしていません。

 

逆に傷だらけの床が、生活の体温を感じさせるいい味になってきているなと
約3年経って感じています。

キヌカ塗り、くらサポではいつでもお手伝いいたしますので、ぜひお試し下さい。

 

ちなみに、ここだけのお得情報!

ワックスがけはエクササイズに最適です。
四つん這いになって両腕を動かしていると、今まで眠っていた己の野生が目覚めるのか、
アドレナリンがMAX全開でハイテンションワックス祭り状態になります。

 

これがマダムが何度も経験しているワックスがけの向こう側ってやつですか。

 

特に上腕部と背中の筋肉がよく動いている実感があるので、
定期的にやればラインがスッキリしてくるはずです。

ワックスでなくても水拭きでもいいと思います。
レッツトライ!

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