家の生涯に寄り添う物語:家まもりの原点
1人の棟梁の引退をきっかけに、家まもりの原点である「家検(かけん:住まいの点検)」は始まりました。 その棟梁の技術とまなざしを活かしたい、そうして始まったこの取り組みは、いまや470棟を超える家に広がっています。
引き渡し月を「家の誕生月」として、毎年、その月に点検のお知らせを送付。希望される方のお宅に訪問し、社長自ら点検を行います。
住まい手自身では気づきにくい雨漏りやシロアリ、構造の劣化など、プロの目だからこそ見つけられることがある。 それが、榊住建の「家まもりの精神」です。
ー変わってゆく暮らしに、変わらぬまなざしでー
「家検」は、単なるメンテナンスではありません。 家の変化、家族の変化、時代の変化、そのすべてを見届ける時間です。
- 子どもが独立して家族の形が変化した家
- ご家族が亡くなってしまった家
- お引越しをされるオーナーが変わった家
- ご高齢になり家仕舞いを迎える家
- 相続のために土地の分筆・減築をする家
- 次の世代に引き継ぐための曳家
- 住居の一部を賃貸にする家
- 敷地や建物の一部を地域にひらく家
- 敷地で育った木で建てる家
など、それぞれの選択には想いがあり、理由があります。
暮らしが移ろうたびに、家にも新たな章が刻まれていきます。
建てた家の生涯に関わっているからこそ、この家の物語に寄り添うことになります。
その物語の続きを、私たちも一緒に見届けたいのです。
ー存続こそが、工務店の責任ー
「建てた家を守るには、工務店自身が続いていかなければならない」 これは、工務店の使命です。
家検という取り組みは、決して簡単なものではありません。 職人集団「講」とともに、社員だけでは届かない家の奥深くまで、“家の生涯”に向き合ってきた長きにわたる積み重ねがあります。
これからも、家を建てたその日から、その家が“物語を終える日”まで。 榊住建は、変わらずこの取り組みを続けます。
家検(かけん):家の“健康”を見守る
榊住建では、建物完成時に「お引渡し時のお約束」という書類をお客様と交わさせていただき、住まいを末永くお守りする約束をしております。
その1つとして、年に1回、住まいの全体点検に訪問する「家検サービス」を行っています。
現在、この家検を担当しているのは、榊住建の社長自身です。 ご家族が居住しているすべての期間を通し、当日の軽微な補修も含めて無料にて、点検を行っています。
家検サービスの結果および修繕、リフォーム工事等の内容は「住まいの経歴書」としてお客様それぞれのお住まいごとに書類にまとめ、保管しています。
メンテナンス:暮らしの不安にすばやく対応
日々の急なお困り事にもすばやく対応できるよう、榊住建ではメンテナンス体制を整えています。
住まいの履歴がしっかり残り、メンテナンスが可視化されていくことで、安心が積み重なっていきます。
暮らしのサポート:暮らしをまもる、もうひとつの手
「くらしのサポート」は、OBのお客様限定のサービスです。
介護等の専門サービスはできませんが、女性スタッフが主婦の経験を活かし心を込めてお手伝いします。
ご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
こんな時にお役に立ちます
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ご年配の方の暮らしをサポート
- お買い物、犬の散歩、お庭の草取り
- ご入院時のお洗濯、衣類のお届けなど
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ちょっとしたメンテナンスをサポート
- 水まわりのお掃除、クローゼットの片付け、床のワックスがけ、お部屋の模様替えなど
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子育て中のママをサポート
世話焼きおばさん:想いをつなぐ案内人
家づくりは、間取りや素材だけでつくるものではありません。
人と人が出会い、語り合い、つながっていく中で、本当の住まいが形づくられます。
浦和美園モデルハウスでは、土曜日になると「世話焼きおばさん」が案内役をつとめます。
話したいこと、聞いてみたいことなど、どうぞ遠慮なく、何でも聞いてください。
世話焼きおばさんは、これまで多くの住まい手の物語をそばで見てきたからこそ、
ちょっとした相談にも、暮らしの視点で応えてくれる“案内人”です。
「そこは使い勝手が悪いから、もう少し工夫した方がいいかも」
「それなら、あのお宅はこうしてたわよ」
ときには設計者にもズバリ意見を伝える、頼れる存在。
私たちはこの役割を、「ハウスコンダクター」と呼んでいます。
コンダクターは、オーケストラでいえば指揮者。
旅でいえばツアーを導く添乗員。
家づくりのプロセスを、住まい手とともに歩みながらリードする人です。
「家づくりに、物語を。」
その言葉の通り、榊住建は住まい手一人ひとりの想いを何よりも大切にしています。
世話焼きおばさんは、その想いを聞き、受けとめ、つなぐ存在。
“話しやすさ”をモットーに、皆さんの家づくりをそっと後押ししています。
どうぞ、浦和美園モデルハウスにお越しください。
土曜日は、想いをつなぐ案内人「世話焼きおばさん」が、お待ちしています。