「森と暮らす家」 ~複雑な基礎 その①~

約2か月をかけて基礎をつくり上げました。
木造住宅ではなかなか味わえない基礎でした。

森の傾斜をそのまま生かした計画の「森と暮らす家」。
しかし土地の傾斜や段差は作業の難易度を上げていきます。

根伐り(ねぎり)の量も一般的な住宅の軽く10倍以上はありました。
掘削作業だけでも約1週間かかりました。

基礎工事の計画を何度も頭(かしら)と行い、最終的に下の段から順々につくり上げていくことにしました。
「森と暮らす家」の基礎は大きく分けて3段のレベル構成になるからです。

一番下の段の基礎です。
中間レベルとの高低差は約2m。

鉄筋が組まれるとなお高さを感じます。

コンクリートを流し込んで、
しっかり養生期間を置いて、
型枠外して

キレイな基礎コンクリートが打てました。

横から見ると…

ちょっと上の巾を小さく、斜め壁にしてあります。
(けっこう難しいんですよ。)

ここまで、下の段の基礎でした。

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