草加市N邸 基礎コンクリート打設<おおのレポ>

昨日、配筋検査を無事合格したので、本日コンクリートを打設しました。
住宅の基礎と言ってもレッキとした『鉄筋コンクリート造』。
いくら上屋の木造ががシッカリしていても、その建物から加わる(伝達される)力を確実に地面へ伝え建物を支えることが出来なければいけない。もちろん、その下の地面も基礎から伝わる力に対して、十分に支えられる力がなければならない訳です。(今回は、柱状改良工事を行っています。)
『鉄筋コンクリートの基礎』施工の様子

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外周部は、FG1と呼んでいる地中梁(チチュウバリ)で囲み、その囲まれた中にFG2という地中梁で区切ります。6コのマス目がありますが、このマス目の大きさが重要になってきます。特に気を付けたいのが、マス目の短手の長さ(⇒短辺方向のスパン長)によって鉄筋量を検討しなければいけないこと。これは、高層マンションにおいても同じ考えです。

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スラブ(耐圧盤)配筋完了。
配筋が完了すると、今度はコンクリート型枠を取り付けます。(⇒型枠建てこみ)

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外周部の型枠建て込みの様子

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立ち上り枠を浮かしています。
今回は、基礎の立ち上りと耐圧盤を一緒に打設します。一般的には、耐圧盤と立ち上りは別々に打設します。施工性またコストを考えると2回に分けて打設するのが主流です。しかし、基礎の打ち継ぎ部には、どうしても隙間が出来てしまいます。人間が造るもの、完全にはいかないのが現実です。この隙間から、雨水やシロアリが入る危険性が考えられます。今回、基礎工事を行っている頭と検討し、1回打ちで行うことが出来ました。
型枠建て込み完了

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コンクリート打設状況

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コンクリート納品伝票

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コンクリート圧縮試験体の採取状況

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無事、コンクリート打設完了しました。
後は、コンクリートをゆっくりと養生します。養生期間は6日間。
6日後シッカリ・ガッチリとした基礎を見るのが待ち待ち遠しいです。
N邸の上棟は、4月上旬予定。

埼玉 木の家 工務店 榊住建