上棟式の餅撒き

回顧調と思われるかもしれませんが、上棟式に餅撒きをしてみました。
上棟式は本来、当日、上棟の作業に当たった人(棟梁を中心とした村人たち)のもてなしの食膳であります。現在は当社も含めほとんど行われておりません。
その時、子供を主体とした村人に、感謝の気持ちを含め餅や小銭が組み上がった家の上から撒かれました。

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当社では、以前より上棟式は“現場の安全を祈り、お客様と家づくりの意思を共有する”ために、安全祈願をお客様と一緒に行っております。
四方のお清めは、施主,頭、棟梁の共同作業です。

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今回の上棟式の餅撒きを子供たちはどのように意識したのでしょうか?この餅撒きを契機に、コノ家がつくられて行く過程に興味を持ってくれればと願っています。

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今年の3月、ご家族で飯能の山で伐採作業を見学した杉の大木が、大黒柱として立っています。
“家をつくる事にご家族の思い出が絡むこと”を当社は大切なことと考えております。今回の餅撒きはそのための一つの試みであります。
埼玉・木の家・つくり人:小山