「キオクツグリノベ」 ~解体前後の調査~

さいたま市西区で着工している、「キオクツグリノベ」。

築45年の家をスケルトンリフォームしています。(設計・施工:榊住建)

解体前と解体後、大きく分けて2回の調査を行いました。

 

解体前は、現状の建物の実測と状況調査(基本的には目視できる部分)。

今回は既存図面がありましたが、それでも部分的に違いがあることもしばしばです。

 

また、床下や小屋裏に入って、基礎構造や屋根の組み方、高さ関係を確認。

床下の湿気具合や、屋根裏の雨染みなども注視します。

調査を踏まえてプランを進めていきますが、この段階で耐震補強の計画も一度立てておきます。

 

そして解体後、隠れていた部分(特に梁の組み方や断面寸法、劣化状況)を調査して、

その結果から、補強計画を調整。最終決定します。

解体前の調査は、見える範囲に限られることが多いですが、それでも色々と分かることが多いもの。

昔の建物の知識と併せて、名探偵のような(?)洞察力を鍛えていかないと!、です。

 

(大工さん工事中)

(既存の木組み)

(増築部分)

 

4/27(土)に、「リノベ中の見学会」を開催します。

詳しくは、トップページから、「お知らせ」をご覧ください。

 

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