浦和高等学校をモデル校として行われている「学校エコ改修検討会」も4回目、
今回は都立晴海総合高校の見学です。

ガラスやタイル、コンクリートという3種類の壁の組み合わせが外観の特性を作っています。
ガラスの壁は90cm位の二重のガラス壁になり空気が流れて、熱気が室内に入り込まないようになっています。
庇代わりのネットの上にはプランターが置かれていますが、植物は植えられていません。
先生も生徒さんもプランターの存在を意識しておりません。

木のようにプリントされた机を生徒は”木の机”と信じていました。

ガラスの壁、タイルの壁、共に窓の上には庇があり、庇の下から外気を天井裏に取り込む工夫がされています。


照明を消した廊下と大きな窓の明かりを取り入れた部分、照明計画も省エネを意識し、大きな窓も空気の取り込みと、排出を上下の開閉窓でで行っています。


茶道やお琴の倶楽部活動にも使われている和室…庭の緑を取り込み気持ちを癒します。
こんなユトリの空間が高等学校にあるということは、素晴らしいことです。

埼玉・木の家・つくり人:小山