くらサポの床磨き。

無垢材の床はとても足触りが良く、ナチュラルな木肌の色合いが目に優しい床材です。

マダム家も杉床を採用しています。
冬は裸足でもヒャっとすることがなく、夏はべたつかずサラッとしていてスリッパいらずの家です。

しかし無垢材にもデメリットがあります。
汚れや傷がつきやすかったり、乾燥した時期は床のつなぎ目に隙間が空くこともあります。

メンテナンス面では手間のかかる床材ですが、きちんと手入れしていけば無垢材の良さを存分に味わうことができます。

先日築18年のお宅にお掃除に入ったのですが、やはり榊住建施工特有の無垢材で無塗装の床でした。


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生活の跡である床の黒ずみはクエン酸を薄めた液で拭くとある程度取れます。
ひどい部分はメラミンズポンジで軽くこすります。※やりすぎると木材が剥げて白くなってしまうので注意


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台所スペースのため、油や洗剤の飛び散り水跳ねなどでどうしても汚れが目立ちます。


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ただ長年放置した水の輪ジミはしつこく内部に浸透しているためなかなか落ちないのですが、どうしても気になる時はキヌカなどのオイル形のワックスを薄く塗ると目立たなくなります。今回は床を拭いただけでしたので、この程度の仕上がりですが、キヌカを塗り込むとまたガラッとと印象が変わるはずです。

先日毎週定期で入っている御宅の床をキヌカ仕上げしましたが、見違えるように綺麗になりました。
水拭きするだけでは無垢材の表面が(目には見えませんが)細かく毛羽立ってしまいます。ヒトのお肌も洗顔後に化粧水や乳液を塗るように、木にもオイルで潤いを与えてあげるのです。

くらサポではご自宅のキヌカ塗りもお手伝いいたしますので、施行以来してないわ〜という方は是非この機会に床を磨いてみませんか?