「生垣のある二世帯住宅」~無垢の板張り~
木工事もだいぶ進んできました。
軒裏、玄関まわり、フローリングの各所に無垢の杉板が張られています。
段々と家にあたたかみが出てきました。
埼玉 木の家 注文住宅 工務店 榊住建
「生垣のある二世帯住宅」~音への対策~
足音や、床に物を落とした時、椅子や机をひきずった時など
2階から1階へ伝わる音はかなり気になることがあります。
特に二世帯住宅の場合は、多少なりとも防音対策についての検討が必要と思います。
防音対策についてはいろいろと方法がありますが、伝わる音をなるべく小さくしようとするほど
やはりコストもかかってしまいます。
今回は費用対効果に優れた方法として、床下地板の上に15mmの石膏ボードを張りました。
石膏ボードは、通常の石膏ボードと比べて2倍以上の重さのあるものです。
床下地板と石膏ボードの間には、弾力性のある接着剤(サウンドカット)を使用しました。
完全な防音とまではいきませんが、かなりの軽減効果があります。
屋根の断熱材はセルロースファイバーです。
他の断熱材よりも、防音や調湿性能に非常に優れた材料です。
排水管も防音仕様です。
特に2階から1階への立管が室内にある場合、排水が流れ落ちる時に結構音がします。
通常の塩ビ管の廻りに吸音材と遮音材が巻いてあります。
メーカーによると19dB低下させる効果があるようなので、かなり静かになりそうです。
埼玉 木の家 注文住宅 工務店 榊住建
「生垣のある二世帯住宅」 ~外壁施工 構造の検討について~
上棟後、屋根と外壁の下地工事が進んでいます。
外壁下地材のモイスは、地震に耐える耐力壁になります。
決められた種類の釘(CN50)を外周75mm,中150mmの間隔で施工していきます。
これにより、9cm角の筋違いを設置した場合よりも強くなります。
モイスは、火災や結露、シロアリなどにも強い材料で多くの機能を備えています。
構造計算により、構造材の種類や大きさ、施工方法、補強金物などをしっかりと計画しています。
2階建て住宅の場合、建築基準法では構造計算が必要になりませんので、一般的には簡易計算による検討がほとんどです。
熊本の大地震では、多くの建物は耐震基準不足で倒壊したと言われています。
しかしながら、建築基準法には、”最低の基準を定めた法律” とありますので、
この基準を満たしたからといって十分安全な建物とは言えません。
建築基準法の耐震基準を十分超えた、しっかりとした構造の検討が必須であると思います。
埼玉 木の家 注文住宅 工務店 榊住建
「生垣のある二世帯住宅」 ~上棟~
「生垣のある二世帯住宅」 地鎮祭
生垣のある家
生垣や庭の木々を望む二世帯住宅です。
建物の内外に無垢の木や自然素材をいっぱい使用して
建物の中から外へ自然とのつながりのある家になりそうです。
2月着工予定です。
★新築/2階建て
設計:しまだ設計室
施工:榊住建
敷地面積:約120坪
延べ(床)面積:約65坪