APW視察 at 東京国際フォーラム

YK150724-1

昨日、YKKの樹脂サッシ(APWシリーズ)のプレゼンを聴きに行ってきました。
2020年には全ての新築住宅・建築物について、改正省エネ基準への適合義務化が予定されています。

榊住建では、すでに余裕を持ってこの基準をクリアしていますが、さらにワンランク上の断熱・気密仕様を目指して
サッシや断熱材の選択を検討中です。今、サッシの有力候補となっているのが、このAPWシリーズ。
サッシフレームの断熱性が高いので、結露の防止にも効果的です。

また、性能も大事ですが使い勝手も大事です。操作性(開閉のしやすさ、重さなど)も確認してきました。
例えばトリプルガラスとなると、サッシの種類によっては開閉に相応の力が必要になります。
断熱性能(Q値やU値)の向上だけを考えるのであれば、ある意味簡単です。高性能の商品を組み合わせればOK。
ですが、そこに常に、暮らす人・使う人の目線を忘れずに設計していきたいと思っています。

それから、断熱性能と併せて大切なのが、気密性能(C値=相当隙間面積)です。
計算Q値が良くても、C値が悪ければその分、断熱性能は低下します。C値による低減も考慮した<実質Q値>が大事です。
C値の向上は、現場での細かな工夫が必要な部分です。

来週は、現在工事中の「音楽室のある家」にて、気密測定を行います。
職人さんとスタッフ、約20名が集まって、現場で勉強会の予定です。

 

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